QGの愉快なスタッフから

多摩動物公園サポーターズデイに参加しました

2023.11.15

みなさんこんにちは。
サポートエンジニアのナナミンです。

今回は先輩社員である奈良と一緒に、
多摩動物公園のサポーターズデイに参加してきました！🐾

※サポーターズデイとは
動物園を支援している個人・法人に対して、支援金の使途報告や飼育員さんのお話を伺えるイベントです。前回はこちら

会社案内にもあるように、QGはサポーター制度を利用して動物園を支援しております。
子どもたちの貴重な教育の場でもある動物園を支援することで
社会貢献をできたら……という考えです。
代表である栗原の理念あってのことなのですが、私個人としましても、
子どもの頃に動物園に連れて行ってもらい楽しかった記憶がありますし、
大人になった今でも動物は大好きです。
子どもたちが動物と触れ合うことで生命の不思議さや尊さを感じることができる場を支援するいうことは、
子どもたちの学習機会の確保にも繋がりますし、社会の一員として誇らしいことだなと思います。
……めちゃめちゃ真面目なこと書きました！！！😆🤟✨✨✨

さて、ここからはサポーターズデイ当日のお話です。
まず最初に、多摩動物公園の近況のお話を伺いました。
昨年の6月に人工授精でチンパンジーの赤ちゃんが産まれたことや、
今年の7月に産まれたキリンの赤ちゃんのお話を聞きました。

寄付金の使途についてもお話しされていたのですが、
やはり動物園の経営にはたくさんのお金がかかるものなんだな……と改めて感じました。
空調機を新調するにしても、広大な敷地面積をカバーするには目が飛び出そうになるほどの金額がかかっているんですね。
それぞれ違う環境に住んでいる動物たちを一度に見ることができる場があることは有難いのですが、
データセンターと同じ様に膨大な電気代や設備費がかかるのも同じなんだなと痛感しました。

他にも、動物のおもちゃを選ぶ際には、
動物たちが楽しめるか・安全性は担保されているか・すぐに壊れるようなことがないか……等、
様々なことを考え、こだわって物品を選定していることを聞き、
スタッフの方々の動物への愛情を感じ取ることができました。

また、多摩動物公園を支援されているサポーターの方々の愛情も感じられたのが、質疑応答の時間でした。
飼育場のガラスに長い間ヒビが入っていることを把握されていて、それがいつ直るのかを質問されていたり、
動物の動きを細かく見ていて「飼育場はこうした方が良いんじゃないか」と提案されていたり……
普段動物園を回るだけではなかなか味わえない雰囲気だな、と思いました。

その後、3つのグループに分かれてチーター舎・アジアゾウ舎・マレーバク舎を見学しました。
わたくしナナミン、チーターやゾウは何度か見たことがありますが、マレーバクはしっかり見た記憶がなく、
アリクイのデカいバージョンみたいな子だったかな～～となんとなくのイメージしかありませんでした。
スタッフの方に連れられ、実際に見てみると……

デカい。😲

目の前で見てみるとなかなかの迫力でした。
大人になると300キロくらいになるそうです。
ピンと来なかったので帰ってから調べてみると、300キロはグランドピアノくらいの重さだそう。
そう考えてみると、大きさの割にかなりの重量級なんだな……という印象でした。
（ちなみにカビゴンは460キログラムらしいです）（知らんがな）

飼育員さんもマレーバク愛に溢れた方のようで、
「ユメちゃん（マレーバクの女の子のお名前）は子どもの頃から大きくて、赤ちゃんの頃から70キロもあったんですよ～」
「飼育場にハンノキの木を植えたんですが、マレーバクたちはみんな草を食べるのが大好きなので、ハンノキが大きくなる前に食べちゃいました……」
など、ほっこりエピソードをニコニコしながらお話しされていました。

さて、QGが多摩動物公園に寄付しているお話は冒頭で触れましたが、
寄付する際にどの動物を応援するか、選ぶことができるそうです。
そして、QGが支援しているのはクロツラヘラサギ・昆虫館の二つ。
クロツラヘラサギは初耳だったので、どんな動物なんじゃろ……と思い調べてみると、絶滅危惧種の一種だそう。
環境汚染による水質の悪化が原因の一つで、個体数がどんどん減ってしまったそうです。

クロツラヘラサギがいるのは、「ウォークイン・バードゲージ」の中。
読んで字のごとく、人が歩いて入れる大きな鳥かごのような建物でした。
様々な種類の鳥たちが一同に集まっていて、このタイプの展示は珍しいのではないでしょうか。