logentriesで色々なログを監視してみよう 第5回 (Docker)
だいぶ間が空いてしまいましたが、SaaSのlogentriesについての
第5回目の記事となります。
今回はEC2インスタンス上に構築したDocker環境をlogentoriesで
モニタリングする方法をご紹介したいと思います。
ECインスタンスは、最新のCentOS7を利用します。
まずはECインスタンス側の準備です。
■docker インストール
# yum install docker
# systemctl start docker
次にlogentries側の操作に移ります。
■logentoris より API TOKEN 取得
左メニューの「Logs」より「Add New Log」を選択
画面左下の「Manual」を選択
Log Name を適当に設定して、Select Set にて既存のサーバ
(Dockerをインストールしたサーバを選択)
Create Log Token を押すと TOKEN が作成されるので、保存する
■Dockerサーバにて logentries のモニタリング用コンテナを起動
# docker run -d -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock logentries/docker-logentries -t <取得したTOKEN> -j
適当なコンテナを起動すると logentries に Docker Stats API のログが流れてくる
Dockerモニタリングに関しては、Logentries Community に用意されている Pack を使用する
以下をダウンロードする
https://community.logentries.com/wp-content/uploads/2015/02/docker_pack_le.json
左メニューの「Community」より「Add Community Pack」を選択
ダウンロードした docker_pack_le.json を開く
Packの内容は、コンテナに対するCPU,Memory 使用率に対するタグとアラート通知設定、
ダッシュボードやログをフィルタする際の Query が含まれる
Packでインストールしたダッシュボードはこんな感じです。