防災体験学習を受講してきました
タイトルにある通り、東京臨海広域防災公園にて防災体験学習を受け、
今まで受けてきた防災訓練とは少し違った体験をさせていただきました。
※記事中に災害後の街並みを模した施設の画像がありますのでご注意ください。
災害後の街並みを再現した施設を歩きながらクイズに答えていくという「体験学習」のスタートです。
まず、一通り説明を受けた後、仮想エレベーターの中へ。
そこで地震に遭ったらどうなるか? というシチュエーション。
しばらくエレベーター内で待っていると、サイレンの音と地震が発生した旨を伝えるアナウンスが響きました。
案内に従ってエレベーターを出てみると、様変わりした街並みが広がっていました。
初めてこういった施設にお伺いしたのですが、壮大な造りで驚きました。
写真をご覧いただければ、ものすごくリアルであることが伝わると思います。
視覚的な情報だけではなく、たまに地鳴りのような音が聞こえたり、
架空のニュース番組の報道が流れていたりと、
空間すべてで災害後の風景を体験できるのは、なかなか希少な経験だなと感じました。
家具を固定した部屋と固定しなかった部屋の比較もありました。
左の写真は固定した場合、右の写真は固定しなかった場合という想定だそうです。
月並みですが、自宅の家具もちゃんと対策しなければ……と思いました。
街並みを抜けた後は、実際に避難所でどういった生活をしていくかという展示がありました。
ガラケーの充電風景。
私も東日本大震災のときはガラケーを持っていたな~と、記憶が蘇ります。
もうすぐで震災から13年経つんですね……
今の小学生以下の子供たちにとっては、産まれる前の出来事なんですね。
クイズに一通り答えた後は、映像や展示物のコーナーがありました。
映画「シン・ゴジラ」の撮影で実際に使用されたお部屋とのこと。
普段は防災体験学習施設となっていますが、首都で大規模災害発生時には、
政府の緊急災害対策本部が置かれる防災拠点となるそうです。
ちなみにクイックガードでは、代表栗原の理念もあり、備蓄品や家具の配置等しっかり防災対策をしています。
この防災訓練に参加させていただいた後に
能登半島の地震もあり、一層災害対策に対して身の引き締まる思いがしました。
一人ひとりが当事者意識を持って事前に対策を行っておくことが大切なんだなと思います。
SNSの普及で情報が氾濫している反面、実際に被災された方の声が届きやすくなっているので、
そういった経験の話も参考にして、もしもの場合に備えておきたいですね。
(もちろん情報を精査する必要はありますが)