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はじめて使う 「GMOクラウド Basicシリーズ」 第2回

2015.02.19

お待たせしました。GMOクラウドの第2回の執筆となります。
GMOクラウドのアカウントを作っている前提で進めますが、最初に
アカウント登録時にクレジットカードを登録して、電話認証を行うだけです。
大体5分程度で完了します。
電話認証が完了すると登録完了のメールが、3~4分で送られてきます。
送られてきた情報をもとにして、ログインを実施します。

GMOクラウド第2回ログイン画面
ログインURL:https://pf.gmocloud.com/login

ログインすると、まだサービスとの紐づけが出来ていませんので、
上の「ダッシュボード」「コンソール」などの並びから「コンソール」を
選択して、下記の画像の赤四角で囲われているBasicシリーズ部分の「コン
ソールログイン有効化」をクリックします。すると右横にコンソールIDと
ドメインが表示されます。これで仮想マシンを使う準備が出来ました。

GMOクラウド第2回コンソール画面

今度はダッシュボードをクリックすると、現在の仮想マシンの台数や従量で
使っているリソース状況を確認できます。リソースパックを事前に1つ購入
すると「vCPU1 メモリ1GB disk20GB」が定額で利用できます。
リソースの数え方は、第1回で説明した通りです。

GMOクラウド第2回ダッシュボード

では、実際に仮想サーバを構築してみましょう。
先ほどの「コンソール」からBasicサービスのコンソールログインを
クリックします。下記のように別画面が開きますので、「仮想サーバ」
を選択して、右上の「仮想サーバの追加」をクリックします。

※実は作成途中で、ちょっとしたトラップがあるので、先に下に記載
するセキュリティグループの作成部分を完了してから仮想サーバを作る
事を強くオススメします。

GMOクラウド第2回仮想サーバ

まずは、「ゾーンの選択」と「ISOまたはテンプレートの選択」です。
テンプレートの場合は、Windows、CentOS、Ubuntuから選択できて、
LAMP構成やPleskを含んだものなどがあり、通常はこちらを利用する
ほうが便利です。

ISOの場合は、AWSのようにコミュニティなどから他の方がアップした
ISOなどを利用できるみたいですが、執筆現時点では利用できません。
CentOS、ubuntuから選択することになります。

あと大きな注意点として、テンプレートを指定した場合には、Root
ディスクは自動的に20GB(実質18.8GB)が割り当てされます。

仮想サーバ作成1

今回はテンプレートを利用して作成します。

仮想サーバ作成2

次にサーバのプランの選択ですが、AWSからの移行を意識してなのか、
[m1.small]や[m1.large]などのAWSに対応したプランが初期から選択でき
るようになっています。ただ数が少ないので、あまり利用するケース
はないと思います。ここで[mini Server]を選択すると、後でリソース
変更できないので、注意が必要です。リソースを自由に設定できる
[Custom Server]を選択します。2つありますが、どちらを選択しても
同じです。

仮想サーバ作成3

[Custom Server]を選択すると、最初に利用するCPUとメモリの入力を
求められますが、全角で入力すると仮想マシンの作成がおかしくなる
ので、注意してください。またメモリはMB指定です。

仮想サーバ作成4

次にディスクサイズの決定ですが、OSがインストールされるRootディスク
は20GBで作成されるので、それとは別にマウントするディスクの作成で
あることに注意です。

仮想サーバ作成5

最後にセキュリティグループの選択ですが、ここが一番の落とし穴です。
先にセキュリティグループを作成しておかないと、ここでは作成できない
上に、一度Defaultに紐づけて作成すると、後から変更ができません。
このセキュリティグループはネットワークのポリシーと関連付けするもの
ですので、80番ポートのアクセスを許可したり等、後から重要な設定に
なります。

仮想サーバ作成6

あとはサーバ名とグループを指定すれば、完了です。

仮想サーバ作成7

仮想サーバの作成には、2~5分ほど時間がかかります。
作成が終わると、下記のようにポップアップで、サーバにログインする
パスワードが表示されますので、忘れずにメモしましょう。
再確認はできないので、パスワードリセットが必要になります。

仮想サーバの作成8

途中で説明したようにセキュリティグループを作成しておかないと、後
から変更できないので作成します。まずは「ネットワーク」からタブ
で[Security Groups]を選択します。

セキュリティGの作成1

右上の[Add Security Gropus]をクリックすると、名前と説明入力画面が
表示されます。基本的にはファイヤーウォールのポリシーが同じグループ
を作成するのがいいと思います。私は、WEBとDBなどで分けて作成しました。

セキュリティGの作成2

ここまでが、仮想サーバ作成の手順となります。意外とマニュアルが充実
していないので、これからのGMO様のコンテンツ充実に期待です。
あとは、ちょっと障害やバグが多い気がします。これも改善を待ちたいと
思います。