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マリコ、もがく。-壁は続くよどこまでも-

2021.04.13

皆様、こんにちは。

新年度が始まりましたね。新しい環境にドキドキしている方も多いことでしょう。数カ月経ってなおIT業界で未だにドキドキしているマリコです。
ここ株式会社クイックガードにご縁をいただいて、2020年の11月よりサポートエンジニアとして未経験転職いたしました。
このブログでは、完全無欠の未経験者で誇るべきIT素人であるマリコが、一端のエンジニアをめざしてもがく様子を徒然なるままに描いていきます。

第11回目のテーマは『AWS』です。

AWS(エーダブルエス):
Amazon Web Services(アマゾンウェブサービス)の略称。Amazon Web Services社の提供するクラウドコンピューティングサービス。ウェブサービスに限らない多種多様なインフラストラクチャーサービスを提供している。

カタカナの壁。

今更ですが、マリコがIT業界に入って立ちはだかった壁の一つに幾つかのカタカナ語群があります。先ずはアジェンダ(議題のこと)とかローンチ(新サービス開始すること)とか、その辺のおしゃんなワード達。これはもうあるあるだと思うし、なんとなく予想もしていたので予め「頻出!ビジネスカタカナ用語☆」みたいなサイトで予習もしていたのでいったんセーフ(何が?)。次にこのブログでも触れてきたIT界隈の専門用語達。シェルとかSSLとか、あと「マウントする」とか「トンネルする」とか、その辺り。これもある程度想定されていた壁なので問題はナシ(大あり)。
そんな有り余るほどのカタカナ語群の中で最も困惑した、というか予想外だった壁が、「イーシーツー」や「エススリー」といったワード達。どうやら一般的なビジネス用語でも無いようですし、そこはかとないSFっぽさも醸し出していますし、もう全く意味が分からない。学生時代、カタカナが苦手という理由で日本史選択だったマリコは果たしてこの壁を越えられるのか…今回はそんなお話です。

AWSの壁1。

転職して幾ばくかの月日が流れ、マリコに立ちはだかったカタカナ語の壁である「イーシーツー」「エススリー」という用語達は、どうやら「AWS(エーダブルエス)」というサービス内で使用されている言葉だということが分かります。
AWS、ご存じですか?当然のごとくマリコは知りませんでした。
AWSとはAmazon Web Servicesのことで、あの通販大手のAmazon.com社が株主のAmazon Web Services社が運営するクラウドコンピューティングサービスです。はい出ましたクラウド。前回のブログでマリコがひともがきした項目ですね。そのクラウドを提供するサービスをあのネット通販大手のAmazonさんがやっているそうで、Microsoft社が提供すMicrosoft Azure(Azure)、Google社が提供するGoogle Cloud Platform(GCP)と併せて3大クラウドと呼ばれています。
そんな中でもAWSはクラウドの分野での世界シェア1位!驚異の3割超えとのことで、IT超初心者界隈以外ではとても有名な存在の模様です。

AWSの壁2。

そんなクラウド界の大御所AWSですが、ただ単にサーバ機能だけ提供しているわけではなく、現在200を超えるサービスがあるそうです。その中でも代表的なサービスがEC2(イーシーツー)やS3(エススリー)なのだとか。
せっかくなので、マリコでも理解できる代表的なサービスをいくつかめちゃめちゃシンプルにピックアップしてみます。

□コンピューティング部門
EC2…Amazon Elastic Compute Cloudの略。仮想サーバを作れるサービス。EC2で作られた仮想サーバはインスタンスと呼ばれる。
□ストレージ部門
S3…Amazon Simple Storage Serviceの略。 容量無制限のストレージサービス。ストレージとはデータの保存場所のこと。S3で作られたストレージはバケットと呼ばれる。
□データベース部門
RDS…Amazon Relational Database Serviceの略。データベースのサービス。メンテナンスとかバックアップとか、良い感じにやってくれるらしい。
□ネットワーキング部門
VPC…Amazon Virtual Private Cloudの略。AWSの中で作られるプライベートなネットワーク空間。この空間の中でEC2やRDSが大活躍する。
□セキュリティ部門
IAMAWS Identity and Access Managementの略。誰がどのリソースに何が出来るかを管理できるサービス。「アイアム」と発音する。

今のところマリコが理解できているのはこれくらいですが、他にもAR(拡張現実)やVR(仮想現実)に関わるサービスやゲーム開発、ロボット工学、衛星に関わるサービス、コスト管理や分析に関わるサービスなど、多岐にわたるサービスを展開しています。ご興味のあるIT超初心者の皆様は、ぜひ調べてみてください。(そしてマリコに教えて下さい!)
餅は餅屋だけど、餅だけでなく杵や臼、餅つき機、餅保存容器、あんこや黄な粉やおろし大根、好みの餅の作り方のレシピ、餅を守るセキュリティ用品など、ありとあらゆる関連商品を売っているイメージでしょうか。うん、たぶん合っていると思います。

新たな壁。

そんなこんなで、マリコ、AWSの認定試験を受けることになりました。これはAWSが「AWSのことどれだけ理解しているかい?」と公式自ら提供しているもので、その種類も難易度ごと豊富に用意されています。

□ベーシッククラス
・クラウドプラクティショナー(AWS Certified Cloud Practitioner)
□アソシエイトクラス
・デベロッパー(AWS Certified Developer – Associate)
・ソリューションアーキテクト(AWS Certified Solutions Architect – Associate)
・システムオペレーションアドミニストレーター(AWS Certified SysOps Administrator – Associate)
□プロフェッショナルクラス
・DevOpsエンジニア(AWS Certified DevOps Engineer – Professional)
・ソリューションアーキテクト(AWS Certified Solutions Architect – Professional)
□専門知識認定資格(AWS Certified Specialist)
・ネットワーク(AWS Certified Advanced Networking – Specialty)
・データアナリティクス(AWS Certified Data Analytics – Specialty)
・データベース(AWS Certified Database – Specialty)
・機械学習(AWS Certified Machine Learning – Specialty)
・セキュリティ(AWS Certified Security – Specialty)
※AWS認定 ビックデータはデータアナリティクスへ名称変更しました。
※AWS認定 Alexa スキルビルダーは専門試験を終了しました。

受けるのはもちろんクラウドプラクティショナー。ベーシッククラスの試験と言えど、ネットワークやプログラミング言語についてなど、そもそもそこそこのIT知識をもっている前提の試験のようで、IT超初心者のマリコには荷が重いのが正直な弱音です。おばあちゃんちの漬物石くらい重い。日々、AWSが用意してくれている公式カリキュラムや資格試験対策本を使って勉強中ではありますが、感覚的には3歩進んで3歩下がっている印象です。一瞬、分かった感じの雰囲気醸し出すのですが(マリコがね)、よくよく考えると分かっていない(マリコがだよ)。本当に毎回この繰り返しです。
カタカナの壁だったはずが、新たな壁が増築・・・超えられるかしら。
運命の認定試験は4月27日。

認定試験に合格するその日まで、マリコ、もがきます。
(※ちゃんと一発で合格する気持ちはありますわよ!)