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マリコ、もがく。-対策の片隅に-

2021.06.23

皆様、お久しぶりです。

あっという間に6月も後半。生きていますよ。マリコです。
ここ株式会社クイックガードにご縁をいただいて、2020年の11月よりサポートエンジニアとして未経験転職いたしました。
このブログでは、完全無欠の未経験者で誇るべきIT素人であるマリコが、一端のエンジニアをめざしてもがく様子を徒然なるままに描いていきます。

第12回目のテーマは『AWS認定クラウドプラクティショナー試験』です。

AWS認定クラウドプラクティショナー試験:
AWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できる個人を対象としたAWS認定の試験。その他のAWS認定で扱われる特定の技術的役割からは独立している。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-cloud-practitioner/

合格しました。

マリコ、前回のブログで宣言していた通り、今年の4月にAWS認定クラウドプラクティショナー試験を受験して参りました。結果は……(ドラムロール音)……合格!壁、クリアです!
本当はすぐにでも記事にしたかったのですが、ウカウカしているうちにあっという間に数カ月が過ぎてしまいました。浦島太郎の素質ありと自負しております。
遅れ馳せながら、IT超初心者のマリコが『AWS認定クラウドプラクティショナー試験』に合格するまでのもがきと、皆様に共有したいマリコ的注意点を記していきたいと思います。

いざ、勉強。

試験に向けての勉強としてマリコがお世話になったツールは大きく2つ。
(1)AWS公式無料デジタルコースの受講
https://www.aws.training/Details/eLearning?id=66479
(2)対策テキスト
『ASW認定資格試験テキスト AWS認定クラウドプラクティショナー』(トレノケート株式会社)

(1)AWS公式無料デジタルコース

(1)AWS公式無料デジタルコース

 

(2)対策テキスト

(2)対策テキスト

クラウドプラクティショナー受験をネットで発信している先人様たちと、ほぼ同じ対策法ですね。順序としては(1)を通して試験に出そうなサービスの全体像をふんわり掴み、(2)でそれぞれのサービスについて細かく理解してく感じです。

ただ(1)デジタルコース、マリコには難易度高かった。サービスごとに小分けされた5分~10分程度の動画をひたすら視聴するスタイルなのですが、そこは世界シェア1位のサービス、当然のように解説も英語で行われます。以前も申しましたがマリコは生粋の大和撫子の為(畳の縁は踏みませんわ!)、藁にも縋る思いで日本語字幕にくらいつくのですが、恐らく「字幕ありき」で視聴する人を想定していないのでしょう、解説スピードが速い。映画なんかだと映像追いつつ字幕も読んで~ということが可能ですが、今回は元動画でも文字での解説が行われるので一回の視聴では内容を全く追いきれませんでした。仕方がないので字幕用と動画用、2回視聴していました。
そして更に障壁となるのが頻繁に繰り出されるカタカナワード達。「アーキテクチャ」とか「デプロイ」とか、そんな感じのワードです。AWSのサービス以外にも分からないワードが出てくる度に動画を止めて「なるほどアーキテクチャは構造って意味ね」とか「デプロイは展開するとか配置するって意味なのか」と調べる必要があるので、ここでまた時間がかかります。言語の壁攻略と併せて、想定の3倍の時間を動画の視聴に費やすことになりました。
正直、後半はほぼ放心状態だったことを反省と共に記憶しております。

一方(2)対策テキストに関しては、ありがたいことにとても分かりやすく書いてくれているので、言語やボキャブラリーといった面で躓くことはありませんでした。重要なポイントは太字で書いていてくれていたり、まさに「対策テキスト」といった面持ちです。でも、じゃあ(1)やらずに(2)対策テキストだけやっとけば良いかというとそうは問屋が卸さない。テキストだけやった状態で試験受けても、問題文や回答の選択肢で「え、このサービス初めましてやん…」という事態に陥ると思います。Savings PlansとかAmazon GuardDutyとか対策テキストには出てきていない(と思う)けど、(1)公式デジタルコースだと紹介されているものもチラホラ。きっとAWSの新サービス提供スピードに対策テキストが追い付かないんだろうなーとIT素人は浅慮しております。
※Savings Plans…1 年または 3 年の期間で特定の使用量 (USD/時間で測定) を契約するかわりに、オンデマンド料金と比較して低料金を実現する料金モデル。
※Amazon GuardDuty…アカウントやワークロード、S3に保存されたデータを保護するために、悪意のあるアクティビティや不正な動作を継続的にモニタリングする脅威検出サービス。

マリコ的ポイント
☆ AWS公式無料デジタルコースは観るだけでも意外と時間かかるから気をつけろ。
☆ 対策テキストだけだとAWSの新サービス提供スピードに追い付かないから気をつけろ。

いざ、試験。

なんやかんやで試験当日。マリコは事前に予約を済ませておいた西新宿のテストセンターへと向かいました。持ち物を入念に確認したり、会場でも勉強できるようにかなり早めに自宅を出たりと、パーフェクトな朝です。地図アプリを駆使し、なんとかテストセンターにたどり着いたのは予約時間の35分前。おそらく同会場、同時間で受験する人たちの中では一番乗りだったと思います。受験生の鑑ですね。テストセンターではスタッフの方が丁寧に案内してくださるのでとてもスムーズに手続きが出来ました。身分証の確認、本人確認用の写真撮影(マスクとらされました。スッピン注意)、何だか忘れたけど何かへの署名…。一通りの手続きに掛かった時間は10分弱。まだまだ試験開始時刻までには十分な時間があります。この「十分な時間」を得るために朝から行動してきたマリコは、満を持して「試験開始時刻まで勉強したいのですが、どこか場所はありますか?」と勤勉さ全開でスタッフの方に尋ねました。すると還ってきたのは「受験手続後は勉強頂けません」的なニュアンスのとても丁寧な回答。そう、いったん手続きをしてしまうと、スマートフォンの操作やテキスト閲覧、その他一切の行為が出来なくなってしまうのです。この時のマリコの衝撃は、竜宮城で過ごした月日の長さに気づいた時の浦島太郎に匹敵するとかしないとか。
「こんなことならお家でギリギリまで勉強してくれば良かった」と後悔しても時すでに遅し、あれよあれよと受験用PCの前に座らされ、あれよあれよと試験開始していました。どうやら予約時間はあくまで目安のようで、準備出来た人から試験スタートするスタイルのようです。あとは野となれ山となれ、噂に違わぬ違和感のある日本語の問題文に身を任せつつ渾身の力で問題を解き進めるマリコでした。

マリコ的ポイント
☆ 会場についたらもう流れるように試験開始だ、気をつけろ。

いざ、結果発表。

AWS認定クラウドプラクティショナー試験はその場で自分の合否を知ることができます。試験問題への全ての回答が終わると、PC上に「おめでとう。合格」や「残念。不合格」といった旨のサラッとした文章が映しだされるので要チェックです。むしろこの瞬間を逃したら、AWSが公式の合否結果をメール通知してくれるまで数日間ずっとモヤモヤすることになります。モヤモヤはお肌によくありません。特にアラフォーのお肌には致命的です。賢明な皆様はしっかり結果を目に焼き付けて下さい。
案の定、数日間モヤモヤしていたマリコですが、無事に合格通知を受け取ることができたのは前述の通り。そう、こんなIT超初心者のマリコでも『AWS認定クラウドプラクティショナー試験』には合格できました!ありがとう!
ただ今回は合格した事実より、試験対策として集中的に勉強する時間が得られたことが収穫だと思っています。AWSの基礎はもちろんITの基礎についても学ぶことが出来た、有意義な機会でした。と、殊勝なことを書いてはみましたが、やっぱり合格できて良かった。受験料もタダじゃないし、落ちるとめっちゃ凹むだろうし。
もしマリコと同じくIT初心者で受験をお考えの方がいたら、自信を持って臨んで欲しいです。だって半年前までサーバの意味も理解していないマリコが合格できたんですもの。ちゃんと対策していればきっと大丈夫です!そしてその「自信」と「対策」の隅っこの方で、このブログがお役に立てれば何よりです。

マリコ的ポイント
☆ 受験後のPC上の結果を見逃すと数日間モヤモヤすることになるから気をつけろ。

最近はブログの更新が不定期になりすぎて反省しきりなのですが、マリコはちゃんともがいています。さあ次はどんなIT素人的な記事を書こうかしら…。第13回目のブログアップまで、マリコ、もがきます!

P.S ベテランエンジニアは勉強しなくて受かるとか受からないとか・・・。