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給与について考える

2018.03.09

代表取締役の栗原です。

いま就活最前線の学生の皆様に、今回は給与について少し説明したいと思います。
これから自分の希望の会社に内定をもらい、入社をして最初の給与の振り込み日は、きっとみんなワクワクして迎える事だと思います。
アルバイトなどではなく、初めて社会人として働いて手にするお金ですからね。

アルバイト経験がない学生さんのが少ないと思いますので、なんとなく感じていると思いますが、思ったよりも給与の額面から色々な税金や保険が引かれて、手取りは思ったよりも少なくなります。
この引かれるものを『控除』と言います。

弊社の場合を例に挙げてみると、額面で24万円が支給されるとします。
そこから社会保険料、雇用保険、厚生年金保険料が引かれます。(※)
そして、よく税金が引かれると表現される所得税、住民税が引かれます。

※40歳以上になると上記に加えて介護保険も引かれます。

住民税は、住んでいる市町村で異なりますので、若干の差額は発生しますが、口座に振り込まれる金額は、約19万程度になります。
意外と色々引かれる訳です。
頑張れば給与も上がりますが、上記の項目の金額も増えるため、実際に手元に残るお金は思ったよりも少なくなるので、全然増えた気がしない。という現象が発生するのです。

頑張った人たちがしっかりと報われる社会にするには、税金などを決めている政治も大きく関わっていることがわかりますね。
会社だけが給与アップをしないで責められているニュースも多いですが、政治にも目を向けていく必要があるのです。