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マリコ、もがく。-伝えて、貝殻。-

2021.02.16

皆様、こんにちは。

バレンタインよりホワイトデーにチョコ渡す女子の方が相手に気を遣わせないので好印象らしいという最近のトレンド?を聞いて震えています。マリコです。

ここ株式会社クイックガードにご縁をいただいて、2020年の11月よりサポートエンジニアとして未経験転職いたしました。

このブログでは、完全無欠の未経験者で誇るべきIT素人であるマリコが、一端のエンジニアをめざしてもがく様子を徒然なるままに描いていきます。

第5回目のテーマは『シェル(shell)』です。

シェル(shell):
コンピュータ内においてユーザーのためにインターフェイスを提供するコンピュータプログラムであり、OSが提供する機能へのアクセスを提供するプログラム。

シェル、登場。

「白い文字(=コマンド)」についてちょっとだけ理解して、「黒い画面(=コマンドプロンプトやターミナル)」に微妙に近づいて、これでコンピュータ(=OS)と堂々と交際開始!と思いきや、まだ登場人物がいるそうです。

その名も、「シェル(shell)」!(テッテレー♪)

前回のブログでは懐かしさも手伝ってコマンドプロンプトについて書きましたが、普段のマリコはLinuxサーバに触れることがほとんど!ターミナル上で日々もがいているのですが…なんとマリコが入力したコマンドは、そのままダイレクトにOSに届けられる訳ではないそうなのです。

そう、せっかく覚えたコマンドだって所詮は人類語。コンピュータ側からみたらチンプンカンプンとのこと。(手を合わせても見つめてもダメらしい)

そこで出てくるのがシェル。

マリコの入力したコマンド(人類語)とコンピュータからの応答文(コンピュータ語)の通訳をして、なんなら機能の呼び出しとかしてくれるらしい。

なんてありがたい。

探すわよ。

そのありがたいシェルにひとめお目にかかりたいと、練習で使っているマリコのテストサーバ内で探してみました。

マリコ「お願いコンピュータ、インストールされてるシェルの一覧を見せて!」

入力コマンド:cat /etc/shells

いた!

sh、bash、zsh、この子達みんなシェルなんですって。(tmuxだけは端末多重化ソフトウェアというものらしいが正直よく分かりません。ぴえん)この子達が一生懸命に人類語とコンピュータ語の通訳をしてくれているんですね。実際にこの目で見ると、初心者なりにその存在を噛みしめることができますよね。改めてありがたい!

なんでシェル?

ところで、なんでシェル?なんで貝殻?巻貝に耳あてて海の音を聞くがごとくコンピュータの声を聞け的な?

一つ学ぶごとにその周辺情報にたくさん?マークが浮かびがちな性格のマリコは、こういった疑問によって学習の足を止めがちです。私の悪い癖。

ということこでざっくり調べてみると、シェルがコンピュータ(の核)を包み込んでるイメージで、なんか貝殻に見えたからシェルと名付けられたとのこと。イマジネーションえげつないわね。(マリコにはあまり貝に見えないけどね!)

種類、いっぱい。

ちなみにシェルにはめっちゃ種類があるそうで、先ほどみつけたshやbashの他にも、poshやashやcshやtcshや…出るわ出るわ。それぞれに個性があって使い勝手も使用できるコマンドも違ってくるそうなのですが詳しいことは超初心者の今のマリコには両手全力のお手上げ状態です。ぴえん(2回目)。

生き物の貝の種類も日本だけでも一万種以上、世界だとその数十万種以上とか言われているので、もしかしたら同じくらいいるのかしら…。

 

サーバとの真剣交際を目指し始めたばかりのマリコには、ただただありがたいだけのシェル。憧れの黒い画面と白い文字の間にそんな隠れた立役者がいたことを知れただけでも、この広大な海のようなIT業界に転職したかいがありました。(「かい」言いたいだけ。)

 

海底で懸命に生きる貝のように、マリコ、もがきます。