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2022年新年のご挨拶

2022.01.01

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

2022年という新しき年を株式会社クイックガードとして迎えられましたことは、ひとえに関係各所の皆様方のご厚誼の賜物と存じ心より感謝申し上げます。

一昨年同様に、昨年も新型コロナウイルス感染症による世界規模での大きな混乱の年でした。
弊社に関連する事柄として、まずは半導体の不足が挙げられます。2020年秋以降からの世界的な供給量不足は、デジタルトランスフォーメーション推進による需要拡大もさることながらコロナ禍による諸外国での工場の操業停止も大きく関与し、依然として今なお続いております。
この半導体不足が弊社の事業に与えた影響は軽微でしたが、量販店など身近な市場での品薄状況を肌で感じる機会は増えました。

また日本のデジタル化の遅れとネットセキュリティの重要性が浮き彫りになった年でもありました。
大手電子決済サービスへの不正アクセスによって2千万件以上の情報流出の可能性というニュースや、東京オリンピック大会運営に関するシステムやネットワークが4億5千万回のサイバー攻撃を受けたという報道もあり、セキュリティ対応や強化のお問い合わせを弊社も数多くいただきました。

昨年9月1日にはデジタル庁が発足したほか、本年1月からは改正電子帳簿保存法が施行され電子取引データの電子保存が義務化されました。
従来ではデジタル化が浸透していなかった産業や個々人へも今後益々波及していくであろうことは言うまでもなく、サイト運営の安定化・障害対応の迅速さ・セキュリティへの意識等ITインフラに求められるものは年々高くなっております。

弊社はこれを好機と捉えて更なる社内改革を推し進め、日本社会のデジタル化を縁の下から支えることで引き続きMSPとしての役割を果たして参ります。
そのためにも責任感と高いプロ意識を持った志を同じくする強い組織作り、インフラエンジニアとしての精鋭人材の育成、固定概念に縛られない柔軟な発想と高い技術に裏付けられた堅牢性を以って、お客様への提案提言も積極的に行って参ります。

新しき年が皆様にとりまして、より良き年となりますようお祈り申し上げますとともに、今後ますますのご清祥とご発展を心より祈念申し上げます。

 

2022年1月1日

株式会社クイックガード
代表取締役 田村尚久・栗原邦彦