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動物サポーターズデイ2023(in 京都市動物園)

2023.07.04

こんにちは、エンジニアの八(はち)です。

昨年、代表の栗原が参加した「京都市動物園サポーターズデイ」に今年は八が参加してきました。
今回はその内容をご紹介したいと思います!

弊社株式会社クイックガードは、CSRとして2020年より動物園や水族館などの施設の「サポーター制度」を利用し、支援活動を行っています。
クイックガードのCSR活動の詳細はコチラからどうぞ!

 

──2023年6月24日当日。

昨年の様子について事前に栗原から話を聞いていましたが、今回も参加者3チームに分かれての案内でした。
八はAチームです。

アフリカ草原コーナーのキリンから始まり、ミーアキャット、カバ、フェネック、シマウマ、トラ等々…。
京都市動物園で飼育されている動物の概要からその個体の性格まで詳しく解説いただきました。

途中でキリンのエサやり体験をしました。飼育員さんもびっくりなぐらいこの時キリンたちが押し寄せてきて、参加者みんなで盛り上がりました。
葉っぱを引っ張る力が思いの外強くて、八も驚きました。写真はキリン×4なエサやり現場の様子です。

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こちらはグレビーシマウマのミンディーちゃんです。
私たちがよく知る一般的なサバンナシマウマ(グラントシマウマ)とは異なり、体が大きく縞模様も細かくてとても綺麗なシマウマでした。

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さて、ここから動物園のバックヤードに入ります。今回は医療室、解剖室、厨房を案内していただきました。

医療室には昨年弊社が寄付した医療器具もありました。使ってもらえているようでなによりです。
また医療器具だけでなく、動物たちを医療室に運び込むために必要な麻酔銃もありました。
The猟銃(写真上)なゴツイ麻酔銃もありますが、基本的には衝撃が少ない真ん中の黒緑色の銃を利用することが多いそうです。
麻酔銃の利用でパニックになってしまう動物もいるので、少しでも動物への負担をかけないように事前に現場でのシミュレーションをする場合も多く、飼育員さんたちの気配りと努力がお話からもうかがえました。

バックヤード見学が終了し、次にゾウの宿舎へ訪れました。
当たり前ではあるのですがやはり建物がビッグサイズで迫力がありました。
そして意外だったのが、水飲み場は檻の外に設置されていることです。
担当の飼育員さん曰く、ゾウさんたちはみんな檻の隙間から鼻を伸ばして水を飲むのだそうです。実際にその姿は見れませんでしたが想像すると可愛いですね。
また宿舎は2階建てで、体調の悪いゾウを移動する際には2階にあるクレーン車が稼働するとのこと。大変だ…

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2階からはゾウさんの様子がよく見えます。
この時なぜか不機嫌だったらしく、「キュッキュッ」と鳴き続けているゾウさんがいて、
そんな子を隣のもう一頭が「うるさーい!」と言わんばかりに「パオーン!」と怒っている光景が見えました。微笑ましかったです。

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こちらはゾウのエサやり体験の様子。乾パンを放って与えています。
こういったイベントの時でしか乾パンを食べる機会がないらしく、器用に鼻を使って乾パンをたくさん拾っていました。

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そしてついに最後の企画、サル島体験ツアーです。
サル島とは、京都市動物園に昭和12年に竣工されたサルの宿舎です。
令和4年11月に、サル島で暮らしていたアカゲザルが類人猿舎へ移動したことで、
利用されることはなくなりましたが、85年もの間サルたちの生活を支えた京都市動物園の歴史ある宿舎になります。

外から見るとこんな感じ

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いざ、入室。

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遊具もかなり錆びていますがそのまま残っています。
サル島は冬は厳しく、夏も湿度が50度を超すことからサルたちのお引越しが決まったそうですが、まさにその通りで中はかなり蒸し暑かったです。

自分もおサルの視点になってみた景色がこちら。ニンゲンとよく目が合います…ニンゲン…カエレ…

おサルな気分になったところで、本日のサポーターズデイは終了となりました。

 

現地へ足を運び、実際の動物たちと触れ合う体験は、
東京の西新宿という大都会で時間に追われながら働く身に染みるものがありました。

八はエンジニアですので、主にデスクワークです。正直普段の業務中にCSRを意識することがあまりないので、
今回のサポーターズデイの参加で、IT業界とはまた別の社会とのつながりを
一会社員として感じることができる良い機会となりました。

とても素敵な体験でした。関係者の皆様に心からお礼申し上げます。